青い翼を追いかけて ~とある飛行機好きの旅日記~

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2018年SFC修行計画 その2 国際線編 おすすめの航空会社は?

こんにちは、ほしとです。2018年のSFC修行の一環で、国際線の航空券を予約しました。修行と言っても、趣味のマラソンを走るために海外に行くのが目的で、修行がメインではないと思っています。とはいえ、修行がなければ今回わざわざ海外のマラソン大会に出場することにはならなかったと思うので、修行がいいきっかけになったとも言えますね。

前置きが長くなりましたが、今回予約したのはタイ国際航空(TG)の欧州便です。当然のことながらバンコク経由となるので、時間に余裕があって、20時間近く飛行機に乗っても平気な体力がある方にしかおすすめはしません!

では、なぜわざわざTGを選ぶのかというと、理由は簡単です。プレミアムポイント(PP)が貯めやすいからです。では、実際どのくらい貯まるのか、TGを利用するほかのメリットがあるのかなどなど、お伝えしていきます。

タイ国際航空を使うメリット

直行便に比べ、区間距離が長い

例えば、日本からヨーロッパやオセアニア方面に向かう場合、直行便だと区間距離は大体5,000~6,000マイルほどです。ところが、これをタイ経由に変えるだけで、7,000~8,000マイル程となります。2000マイルほど増える計算ですね。往復だと4,000マイルです。かなりの距離ですよね?

もちろん、距離が延びるということは、飛行時間も長くなります。体にかかる負担も大きくなりますし、移動時間ももちろん長くなります。例えば、日本からヨーロッパに行く場合、直行便だと、午前中に日本を出発し、現地時間の同日昼過ぎから夕方の到着となりますが、TGのタイ経由だと、最短の便でも夕方に日本を出発し、現地時間の翌日朝の到着とかなり時間がかかります。帰国便も同様ですね。

運賃が安い

日本からヨーロッパに行く場合、ANAの直行便を使うと、大体10万円以上します。ほかのスターアライアンス加盟航空会社でも同じような感じですね。一方、TGの場合、運賃の種類にもよりますが、ANAと同程度の10万円か、もっと安い運賃もあります。飛行距離は直行便よりかなり長いのに、運賃は同程度なんですね。↓は2018年9月30日までのTGの運賃表です。

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この運賃には燃油サーチャージ等は含まれていないので、実際にはもう少し運賃は高くなりますが、注目していただきたいのは、運賃種別の頭文字がM,H,Qの運賃です。FLEXIという名前の運賃なんですが、この運賃がSFC修行の上では大切なんです。

マイル(PP)積算率が高い

これが最も大切なポイントですが、TGは運賃の割にはマイル積算率が非常に高い航空会社なんです。ANAのWEBサイトに掲載されている予約クラスごとのマイル積算率を見てください。

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先ほどのTGの運賃表に掲載されていたM,H,Qの運賃は、積算率100%です!つまり、区間マイルがそのまま貯まります!マイルではなくPPの場合、区間マイル×積算率×路線倍率+搭乗ポイントで計算されますが、スターアライアンス加盟航空会社の場合、路線倍率は一律1倍、搭乗ポイントはマイル積算率が100%以上の運賃の場合は一律400PP貯まります。今回の場合だと、区間マイル+400=獲得PPとなるわけですね。

ちなみに、ANAで10万円程度の運賃でヨーロッパに行った場合、積算率は50%のことが多いので、それを考えてもTGがいかにお得かがわかりますね。

航空会社の評価が高い

アジア系の航空会社は比較的評価が高いことが多いのですが、その中でもTGはかなり評判がいい航空会社として有名です。運賃は安いけどサービスがあまり良くない航空会社はいくらでもありますし、マイルが貯まりやすいものの評判が悪い航空会社もあります。その中で、TGは運賃も割と安く、マイルも貯まりやすいうえにサービスにも定評があるということで、メリットばかりです。

実際のところ、私はまだTGを利用したことがないので、あくまでも口コミレベルの話しか知りませんが、以前から乗ってみたいとは思っていたので、楽しみにしています。実際のサービスについてはまたレポートしますね。

乗り継ぎ時間を活用できる

乗り継ぎ時間が少ししかない場合はあまり関係ないですが、一日に複数便飛んでいる区間の場合、わざと乗り継ぎ時間を長めにとって、乗り継ぎ地点の街を観光することができます。今回の場合だとバンコクですね。旅行の目的地以外でも観光できるため、得した気分になれます。特に、今回のようにヨーロッパ旅行なのにアジア観光もできるっていうのは、しょっちゅう旅行ができない人にとってはかなりのメリットだと思います。

私が過去に乗り継ぎ時間で観光した街は、シンガポール、イスタンブール、コペンハーゲンがあります。コペンハーゲンは乗り継ぎ時間がわずか5時間しかなく、ただ街に行って名物のオープンサンドを食べて、世界三大がっかり?のひとつ人魚姫像を見ただけでした。

シンガポールとイスタンブールに関しては過去2回ずつ経験があり、実はこの2都市、航空会社もしくは空港が乗り継ぎ客向けの無料ツアーを行っているんですね。いずれの街も、ツアーに参加したこともありますし、自分一人で街に行ったこともあります。

シンガポールの場合、世界一と評判のチャンギ空港が実施しているツアーなんですが、利用する航空会社に関係なく、乗り継ぎ時間が5.5時間以上、かつ24時間未満の場合に利用できます。詳しくはこちらをご覧ください(英語)。市内観光ツアーと文化遺産ツアーの2種類があります。参加希望の場合は、基本的には空港到着後に所定の場所まで行って申し込むことになるんですが、シンガポール航空、もしくはグループ会社のシルクエアを利用する際は、シンガポール航空にてツアーの予約が事前にできるようです。シンガポール航空のWEBサイトに説明がありますね。

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チャンギ空港のツアーで訪問した寺院

イスタンブールの方ですが、こちらターキッシュエアラインズ(TK、旧名トルコ航空)が実施しているツアーで、TKを利用してイスタンブールで国際線と国際線を乗り継ぐ人を対象にしています。乗り継ぎ時間は6時間から24時間までとなっていて、乗り継ぎ時間に合わせていくつかのツアーが用意されています。最も長いツアーだと、午前9時から午後6時までのものがあり、朝食と昼食が付いて、イスタンブールの有名な観光名所を一通り巡れて、なんと無料です!各観光名所の入場料まで無料!これだけのツアーだったら、普通は日本円で1万円以上かかってもおかしくないレベルですね。私が利用した時はワゴン車での移動だったと思いますが、車内にチップを入れる箱のようなものがあっただけで、特に何らかの対価は要求されません。もし利用する機会があれば、これだけのツアーなので、少し多めにチップを払うのがいいのかなと個人的には思います。ツアーに関して詳しくはこちら

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TKのツアーで訪れたブルーモスクの内部

さて、話がTGからそれてしまいましたが、問題はTGもしくはバンコクのスワンナプーム空港にこんなサービスがあるのかなんですが、探してみても見つからないんですよね・・・。もし詳しい方がいらっしゃれば、ぜひ教えてください!

ひとつ気をつけたいのは、今回ご紹介しているのは、あくまでも「乗り継ぎ」の時間を利用したツアーです。乗り継ぎ時間が24時間未満が対象となります。一方、24時間を超えると途中降機(ストップオーバー)扱いとなるので、今回紹介したツアーのように利用対象外になったり、そもそも運賃の規定で途中降機ができない場合があります。基本的には途中降機できる運賃のほうが高くなる傾向があるので、あくまでも24時間を超えない範囲での乗り継ぎだということを忘れないでください。もちろん、複数都市を旅行したい人が途中降機を意図的に設定するのはアリです。

実際に予約した旅程詳細

旅程

今回予約したのは、2018年4月の関空=バンコク=ブリュッセルです。関空=バンコクはダブルデイリーですが、バンコク=ブリュッセルは週5便です。バンコク以遠区間は、毎日複数便飛んでる区間もあれば、週3,4便しか飛んでない区間もあり、思い通りの旅程が組めないこともあるので少し注意が必要ですね。

関空―バンコクはTG623、バンコク―ブリュッセルはTG934の利用です。バンコクでの乗り継ぎ時間は8時間55分もあります。実は、関空―バンコクをTG673にすると、乗り継ぎ時間は3時間5分になって、ちょうどいいくらいなんですが、前述の乗り継ぎ時間に観光したいという理由と、TG623がボーイング747での運航予定ということで、TG623のほうを選びました。それがどうしたっていう方もいるかと思いますが、ボーイング747、通称ジャンボジェットは、一時期は世界の大手航空会社が導入し、まさに航空業界の顔とも言うべき存在でしたが、旅客型は日本の航空会社からは既に退役、海外の航空会社でも、ユナイテッド・デルタのアメリカ勢は今年で退役させ、かなり数が少なくなってきています。

私が初めて乗った飛行機もユナイテッドの747で、国内線も含め、何度も乗った機種でした。騒音問題で伊丹に就航できなくなって以降も、国際線では乗る機会があったのですが、もしかしたら今回の旅が最後の搭乗になるかもしれません。一応最新型をルフトハンザが羽田線で使用していますが、導入している会社が少ないので、今後乗る機会はほとんどないと思います。

一方、帰国便はほぼ選択の余地がなく、ブリュッセル―バンコクがTG935、バンコク―関空がTG672です。バンコク―関空を別の便にすると、日本帰国が1日延びてしまい、仕事をもう一日休まないといけないので、TG672一択です。所要時間は、往路が26時間55分、復路が19時間25分ということで、往復だけで丸二日かかるということですね・・・。これも修行です(笑)通常は往復で大体二十数時間なので、ほぼ倍かかる計算ですね。

ちなみに、バンコク=ブリュッセルは最新鋭のA350、復路のバンコク―関空は世界最大のA380での運航のため、往路の747も含め、航空ファンには結構魅力的な旅程ですね。A350、A380共に初めての搭乗なので、非常に楽しみですし、A380はせっかくなので2階席を指定してみました。またレポートもしたいと思います。

運賃詳細

今回利用するのは、TGのFLEXIという運賃です。予約クラスで言うと、Q,H,Mですね。他の運賃も含め、運賃規則は↓のようになっています。

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注目ポイントとしては、途中降機が往路・復路共に1回無料でできること。乗り継ぎ客を囲い込みたい航空会社らしいルールだと思います。今回の旅程だと、バンコクで宿泊を含む滞在を設定することもできるわけですね。(宿泊を含んでも、24時間以内の滞在なら、途中降機扱いとはなりません)

もうひとつ、予約変更と取り消し・払い戻し規定にも注目してください。通常、安い航空券だと、変更がそもそもできないか、できても手数料がかなりとられるんですが、一部運賃を除き、予約の変更ができるほか、手数料を払えばここに掲載されている全ての運賃で払い戻しが可能になっています!Q,H,Mの場合は、10,000円で予約変更、15,000円で取り消しが可能になっています。万が一旅程を変更しないといけなくなったり、キャンセルがが必要になったりしても、返金があるというのは安心できますよね。

今回私が予約したクラスはQで、運賃は10,2000円。手数料やサーチャージなどすべて含めると124,360円でした。もう少し早く予約していれば燃油サーチャージがもう少し安かったんですが、ぼーっとしてたら値上がりしてしまっていました(笑)ちなみに、Q,H,Mは一応同じFLEXIという種別の運賃として扱われますが、空席状況や日程等によって、同じFLEXIの中でどの予約クラスが適用されるのかが決まるものと思われます。

獲得マイル・PP

さて、今回の旅程でどれくらいマイルとPPが貯まるのかですが、TGのチャートを参考にすると、関空―バンコクが2,592マイル、バンコク―ブリュッセルが5,747マイルで、関空―バンコク―ブリュッセルで8,339マイル。往復で16,678マイルとなりますね。

PPですが、区間マイル+400ポイント(搭乗ポイント)×区間数となるはずなので、18,278PPだと思います。ただ、これはあくまでもTGのチャートを使って計算しているだけなので、実際にどれくらい貯まるのかは実際に貯まった後の明細で確認する必要がありますね。

今回の旅程のYPP

さて、気になるYPP(PP単価)ですが、運賃が124,360円、予想獲得PPが18,278ということで、約6.8です!エコノミーでこれだけのYPPはなかなかないと思います。これもマイル積算率100%の運賃だから実現した数字ですね。

実は、2017年8月1日搭乗分までは、搭乗ポイントが貯まるのは各航空会社のファースト・ビジネスクラスの各予約クラス、エコノミーの予約クラスY(マイル積算率が100%以上のみ)か、別途指定された一部の予約クラスのみでした。TGの場合、エコノミーでの積算対象はYのみだったので、8月以前は搭乗ポイントが貯まらなかったということです。ちなみに、搭乗ポイントが0だった場合、今回の旅程のYPPは約7.46となり、非常に良いYPPであることには変わりないですが、0.8も差がつく結果になりました。

このことからも、以前よりTGを利用した修行をする価値が上がっていると言えますね!ただ、国際線の場合、どうしても燃油サーチャージの影響を大きく受けますので、原油価格がかなり上がってきている現状だと、段々YPPは悪化してくると思われます・・・。

TG利用のデメリット

時間がかかる

さて、TG利用のデメリットですがこれに尽きます。時間がかかり過ぎです。片道で約丸一日ですからね。自由に休みが取れない人にとってはなかなか大変なところですね。あと、体が大きな人にとっては窮屈な空間にずっと閉じ込められたままになるのはかなりつらいと思います。私は小柄なので、エコノミーでもあまり狭いと思わないのでいいのですが、男性の平均手kな体格の方なら結構しんどいかもしれないですね。

今回の旅程の場合、現地到着が翌日の早朝となるため、宿泊費が1泊分浮かせられるというメリットはありますね。まあ、その分狭い空間での「宿泊」となるわけですが・・・。

乗り継ぎがある

乗り継ぎがあること自体はデメリットではないんですが、乗り継ぎがあるということは、搭乗区間が増えるわけで、それによって悪影響を受ける可能性があります。例えば、燃油サーチャージをその分多く払う必要があったり、施設使用料など、空港や乗り継ぎ国で手数料を取られる可能性もありますね。ただ、これは購入時点でわかっていることなので、それをもとにYPPを計算すれば問題にはならないですね。

心配なのは、遅延や欠航のリスクです。これは直行便でも同じなんですが、便数が増えればその分リスクも増えます。乗り継ぎに失敗した場合、乗り継ぎ地で宿泊が必要になり、予定が狂う場合もありますからね。私自身、乗り継ぎができなくて途中で宿泊が必要になったことは何度かあるので、旅程を組む際には考慮しておいた方がいいと思います。

SKYコインが使えない

もしかしたら、最大のデメリットかもしれないですね。SKYコインが使えない=実際にお金が必要ということになります。ポイントサイトで貯めたポイントを現金化することもできますが、SKYコインに比べるとレートが落ちますからね・・・。資金に余裕がある方や、ただの旅行だと割り切れる方であればあまり関係ないかもしれません。

TG以外の航空会社も利用できるのか

今回はTGをSFC修行に利用するメリットをご紹介していますが、他の航空会社はどうでしょうか?

シンガポール航空

そもそも、今回TGを利用することを思いついたのは、学生時代にオランダに留学した時、シンガポール航空(SQ)を利用したことがあったからです。当然、シンガポール経由なわけですが、その時利用した運賃が、有効期限が長い運賃だったこともあってマイル積算率が100%だったんですね。ほかの航空会社もいろいろ調べてみたんですが、運賃はほぼ変わらず、マイル積算率はSQがいい。その上、距離が長いため、貯まるマイル数もかなり多かったので、SQを選びました。実際、往復で20,000マイルほど貯まりましたからね。

その後、もう一度SQでオランダに行く機会があり、その時も100%積算の運賃を利用したんですが、かなり運賃自体が高く、もらえるマイル数は多いものの、使い勝手はよくない印象でした。ただ、留学の時にSQを利用したことで、乗り継ぎ地点で観光ができると気づいたので、その後もわざわざ経由便を選んで旅行をすることが多くなったんですね。

今回もSQで調べてみましたが、以前とは状況が変わったようで、マイル100%積算の運賃が見つからなかっただけでなく、運賃自体もかなり高かったので、選択肢になりませんでした。もしTGと運賃が同じくらいであれば、区間距離が長い分だけSQを選ぶメリットも多くなるんですけどね。

ターキッシュエアラインズ

ターキッシュエアラインズ(TK)も目的地によってはSFC修行に使えると思います。過去2回ヨーロッパ旅行の際に利用していますが、運賃がかなり安いんですよね。しかも、機内サービスがいい!機内食がおいしくて、アメニティももらえるため、かなりお得感があります。

TKは全航空会社の中で最多の就航国数を誇っていて、日本人が旅行する国でTKで行けない国はほぼないと言ってもいいでしょう。地理的な問題から、南アメリカにはあまり就航していないですが、全世界120か国、299都市に就航しています。特にヨーロッパはもちろん、中東やアフリカにかなり強いので、そのあたりに旅行する際は検討の価値ありですね。

場合によっては、ヨーロッパ内の移動をする場合になぜかイスタンブール経由でTKを利用した方が結果的に安上がりになることもあります。私も以前、関空―イスタンブール―ブタペスト(地上移動)プラハ―イスタンブール―ローマ―イスタンブール―関空というよくわからない旅程を組んだことがりますが、これで12万円ほどでした。イスタンブール経由のヨーロッパ単純往復でも10万円ほどなので、かなり安いと思います。ちなみに、この時は予約クラスがマイル積算対象外だと気づかずに予約して、あとでがっかりするということになりました(笑)予約する際には必ず予約クラスを確認しましょう!

TKは、以前旅行した時は空席照会時に予約クラスが表示されなかったんですけど、今回確認すると、ちゃんと出るようになってましたので、予約の際には要チェックです!ヨーロッパへの最安運賃はLクラス、積算率50%でした。ちなみに、日本からイスタンブール間だけで片道5,500マイルくらいなので、東京―ヘルシンキよりも多くもらえます。そこからさらに各地へ乗り継ぎとなるので、積算率があまり高くないとはいえ、一度の旅行でもらえるマイルはかなり多くなりますね。最近はどの会社も割引運賃は積算率が50%になっていることが多いので、旅行するついでにマイルやPPを貯めたいって人には最高だと思います。

あと、TKは日本を夜に出発し、イスタンブールに早朝に到着となるので、そこから乗り継いでも各地に移動しても、現地時間の午前中に到着できます。直行便で行くより早い時間に到着ができるんですね。会社終わりにそのまま空港に向かって搭乗ということができるので、翌日の朝出発する直行便を利用するよりも時間を有効に使うことができます。長期休暇が取りづらい人にとっては大きなメリットですね。

ただ残念なことに、現在TKの日本発着路線は成田便だけなんですね。以前は関空発着便があったので、非常利用しやすかったのですが、残念ながら運休になってしまいました。これだと、関西から会社終わりに空港へ行ってTKに搭乗、というパターンがほぼ不可能なだけでなく、帰国便も、成田着が19時過ぎのため、当日中に関西に帰ってくることが難しく、余分に宿泊が必要になってしまいます。

関空出発が午後11時過ぎで、帰国便が午後7時ごろで非常に使いやすかったんですけどね。イスタンブールの治安の問題もあって運休してしまいましたが、イスタンブールの街も素晴らしいですし、早く復活してくれればいいなと思います。

ただ、マイル積算率はあまり高くないので、SFC修行だけが目的の旅行では使いづらいと思います。それよりも、旅行をする目的があって、マイルとPPもついでに貯まればいいなという人だったら向いていると思いますね。

他の航空会社

ほかの航空会社ですが、はっきり言って私はよく知りません。中国国際航空のビジネスクラスが運賃の割にかなりPPが貯まりやすいというのは有名な話ですが、全体的にアジアの航空会社が良いのではないかと思います。積算率が70%や50%だとしても、その分区間距離が長ければ、YPPも良くなりますしね。エバー航空やエアインディア、あとエジプト航空なんかももしかすると狙い目かもしれませんね。また調べてみます。

まとめ

今回は、私の2018年のSFC修行で利用するタイ国際航空でどのくらいPPが貯められるのか?を中心に書いてきました。途中からはほとんどターキッシュエアラインズの宣伝みたいでしたが(笑)メリットとしては、何と言ってもYPPの良さと、実際に獲得できるPPの多さでしょう。今回の旅程だけで20,000PP弱獲得可能ですからね。

デメリットとしては、時間がかかったり、SKYコインが使えなかったりという問題をお伝えしましたが、これもどう捉えるか次第なので、私にとっては大したデメリットにはならないと判断しました。

今回は、修行+マラソンに出るというのが目的、というより、TGの利用ありきでどこに行こうか考えていた感じでした。初めは修行も兼ねてオーストラリアにF1でも見に行こうかと思っていましたが、ここ1年ほどで久しぶりに走り始めたので、昔留学していた時に走ったロッテルダムマラソンに出てみるのもいいなと思って、決めました。初心に戻ってがんばろうということです。実際のところは、誰でも当選するはずの泉州マラソンの抽選に落ちて腹が立ったので勢いで決めてしまっただけなんですが(笑)

先日お伝えした国内線を利用した修行と、今回のTGを利用した修行で計40,000PPほどですので、計画通りに搭乗できれば、SFCまではあと10,000PPほどということになります。この次は再度国際線の利用を予定しています。目的地はアメリカのインディアナポリスです。5月の最後の週末に行きますが、何しに行くのかが分かる人には分かってしまいますね(笑)去年から毎年行っているので、2018年も行きます!問題は利用航空会社をどうするのかと、予算をどうするかですね。大体決まっていますが、予約ができた段階でまたお知らせします。

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