青い翼を追いかけて ~とある飛行機好きの旅日記~

国内外の旅行記やマイル、ポイントの貯め方の紹介など

2018年SFC修行第五弾 タイ国際航空編 その2

こんにちは、ほしとです。今回は前回に引き続き、4月のタイ国際航空(TG)での修行の様子をお伝えします。

前回はほぼ前置きだけで、全く本題に入っていなかったので、今回は実際の修行の様子も含めてご紹介します。

今回の旅程は関空発バンコク経由のブリュッセル往復です。往路が4月5日関空発、ブリュッセルには翌日の4月6日着、復路はブリュッセルを4月11日発、4月11日関空着でした。

往路はバンコクでの乗り継ぎ時間をわざと長めに取れる便を選択しています。理由はふたつ。ひとつはバンコクの街に行きたかったためで、もうひとつの理由は、ボーイング747に乗れるから、というものでした。

関空―バンコクのTG623は、今や貴重なボーイング747-400で運航予定で、もしかしたら747に乗るのもこれが最後かなと思ってたんですけど・・・。

窓からウィングレットがよく見えるように後ろの方の窓側を指定して楽しみにしていたところで、こんな衝撃的なニュースが!
A350導入プレスリリース1
A350導入プレスリリース2  

なにしてくれとんねん!(怒)

結局、この変更でバンコクでの乗り継ぎ時間を多めに確保した理由の半分が無くなったことになりました。さらに、もう半分の理由、バンコクの街に出かけるという決断がのちに悲劇を招くことになるのですが、それはまた別の話・・・。

結局、今回の旅程は3区間がA350、1区間がA380ということになりました。どちらも初搭乗なのでよかったんですけど、A350は3区間もなくてよかったです(泣)

TG623 関空―バンコク

さて、気を取り直して初便、TG623に搭乗です。この便の機材はA350-900、機体番号はHS-THEでした。
A350HS-THE

出発は日本時間11:45、到着は現地時間15:35です。

まずはチェックインですが、空港に着いた時にはカウンター前に長蛇の列。ステータスがあればこんなことにはならないのになと思いながら、かなり長いこと並んでやっとチェックイン。

出発まではカードラウンジで待機してました。SFCがあればANAラウンジが利用できるんだろうなと思いつつ、この旅の終わりにはプラチナになっていると思って我慢・・・。

搭乗時刻になり、初のA350の機内へ。特に目新しいこともなく、普通でした(笑)

初めてのタイ国際航空ですが、評判は非常に良いものの、個人的にはそんなに良いとも悪いとも思わなかったというのが率直な感想です。普段からANAに乗り慣れてるからかもしれないですね。

さて、お待ちかねの機内食です。いきなり和食にしてみました(笑)
機内食

食事はとてもおいしかったです。このあたりはさすがといった感じでしょうか。

食後は機内エンターテイメントで遊んだりしながら過ごし、バンコクへ到着。沖止めでした。エンジンを目の前に見つつ降機です。
タラップから見たエンジン

次の便は日付が変わった0:30発ということで、9時間近く時間があります。タイに詳しい友人に相談して、バンコクでおいしものを食べようと思っていたので、いったん入国します。

番外編 プーパッポンカリーを食す

その友人のおすすめが、プーパッポンカリーとは、カニとたまごのカレー炒めのことで、ソンブーンシーフードというお店が有名とのこと。今回はアクセスがよさそうだったラチャダー店に向かうことにしました。

スワンナプーム空港からエアポートレールリンクでマッカサンまで行き、MRTに乗り換え、ホイクワン駅まで行きます。

ソンブーンラチャダー店はホイクワン駅を上がったところにあり、まだ夕方だったためか、並ばずに入れました。私以外にも一人客がいらっしゃいましたので、一人で旅行されている方でも気兼ねなく利用できると思います。

今回はプーパッポンカリーのほかに、スペアリブも頼みました。好きなんですよ、スペアリブ。3月に蒲田に宿泊したときも食べましたね。本当はご飯もほしかったんですけど、おじいさんのウェイターさんに英語でご飯ちょうだいって言ったら、通じなかったようで、結局もらえませんでした・・・。でも、量がかなりあったため、結局もらわなくて正解でした(笑)

いつものように、食事の写真はありません!ソンブーンで検索すると出てくるので、ご興味のある方はどうぞ(笑)とてもおいしかったです。

食後は特にすることもないので、すぐ空港に向かうことにしましたが、ちょっと散歩したくなったので、マッカサンまで歩くことにしました。これが今思えば大失敗でした・・・。

時間は夕方、日が沈むころでしたが、さすがはバンコク。気温はかなり高い状態でした。少し埃っぽい、いかにも東南アジアの街中っていう感じの大通りの歩道をてくてく。歩道にはいろんな屋台が出ていて、商業施設周辺はたくさんの人でにぎわっています。

特に寄り道もせず、延々正しいと思う方向へ歩いて行きました。バンコクで使えると聞いていたsimカードが結局使えず、地球の歩き方と勘だけが頼りでした。方向感覚は自信があるんで、初めての街でも地図を見なくても大体目的地には着けるんです。

蒸し暑い中、30分以上歩いたでしょうか。やっとマッカサンに到着。エアポートレールリンクに乗ろうとホームへ上がりますが、なかなか電車が来ません。かなり人が多くて、ホーム上には乗車の長蛇の列が。待てど暮らせど電車はやって来ず、蒸し暑い中立たされているので、かなり汗をかいてふらふらに・・・。

待っているとやっと電車が到着。マッカサンは途中駅ですが、臨時が出たのかだれも乗っていない電車がやってきました。おかげさまで座ることができ、冷房のきいた車内でやっと一息つけました。

空港へ戻り、ラウンジが使えないので、搭乗までは空港内をうろうろしていました。のどが渇いたのでスターバックスに行ったりしていましたが、バンコクの街で暑い中歩いたため、若干お疲れ・・・。

そのうち搭乗の時間が近づいてきて、搭乗口へ。

TG934 バンコク―ブリュッセル

続いてはブリュッセル行です。バンコク夜中発、ブリュッセル早朝7:40着なので、機内でちゃんと眠れると、時差ボケを感じにくくなります。これがバンコク経由のメリットのひとつですね。

機材は再びA350-900。人生2回目の搭乗です(笑)機体番号はHS-THMでした。今回も沖止めです。
搭乗前に見上げるA350

夜遅い便ですが、しっかりと夕食が提供されました。たしか、スパイシーかノンスパイシーか聞かれたので、ノンスパイシーと答えたんですけど、なにを食べたのかはよく覚えていません!理由としては、ほとんど食べられなかったからです・・・。
機内食1

今まで機内食を残したことはなかったんですけど、バンコクの街を暑い中歩いたダメージか、あまり食欲がなく、半分くらい残してしまいました。すみません。プーパッポンカリ―を食べたのは夕方で、それから6時間以上時間が空いているんで、満腹だったってことはなく、単純に体調が悪かったんだと思います。

あんまり食べられずに、そのまま就寝。バンコクで乗継したとはいえ、飛行機に乗ってる時間も長くなってきたので、少しお疲れです。

到着前には朝食も提供されます。メニューはオムレツとソーセージでした。これはちゃんと食べられました!
機内食2

朝日が昇る中、窓の外を見ていると、なんとなく見慣れた街が見えてきました。オランダ南部の街、マーストリヒトです。実は、私が大学のころに交換留学で1年弱ほど住んでいた街で、機内モニターの地図を見ている時に、近くを通りそうだなとは思っていたんですが、上空から見ればすぐにわかりました。
上空から見たマーストリヒト1

もう10年近くも前の話ですが、自分が住んでいた街を到着直前に見ることができ、いろんな思い出がよみがえってきました。朝日に照らされたマーストリヒトはすごくきれいで、街の中心を流れるマース川のほとりに、朝日や夕日に照らされた美しい街並みをよく見に行っていたことを思い出しました。
上空から見たマーストリヒト2

そんなマーストリヒトには、旅の最後に立ち寄る予定にしていました。言うまでもなく、マーストリヒトを訪れるのがすごく楽しみになったひと時でした。

次回予告

さて、飛行機はいかにもベルギーの田舎といった風景の中を飛んでいき、ブリュッセルに到着しました。到着早々、オランダへ向かいます。今回は空港以外はベルギーには滞在しません(笑)次回はひさしぶりのオランダ滞在の様子をご紹介します。

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